
仮想通貨のサラリーマン投資家の僕が経験に基づいて解説します。
※正式名称は「暗号資産」ですが、本ブログでは「仮想通貨」の名前で記載。
「仮想通貨の注文方法がわからない。。」
「成行注文と指値注文はどっちがいいのだろう。。」
このように仮想通貨の注文方法の種類や特徴を知りたい人は必見!

僕も初めは指値注文や逆指値注文がよくわからなくて成行注文だけを使っていたんだ。
しかし今では成行注文より指値注文や逆指値注文の方が便利なので場合によってうまく使い分けているよ!
成行注文は今すぐ現在価格で取引したいときに有効です。
また指値注文は現在価格より有利な希望価格を指定して取引するのに便利。
逆指値注文は価格を指定しつつ、トレンドに沿ったエントリーが可能です。
当記事では実際に仮想通貨投資しているサラリーマンの筆者が、仮想通貨の各注文方法の特徴やメリット、デメリット、使い所を詳しく解説します。
この記事を読めば仮想通貨の注文方法を使い分けて自由に取引できるようになるでしょう。
仮想通貨初心者さんではじめる際に損したくない人は、「スマホでOK!失敗しない仮想通貨の始め方 3ステップ【初心者におすすめ】」もご覧ください。
仮想通貨の主な注文方法3つの比較表

「仮想通貨の注文方法はいくつかあるのでわかりにくい。。」
このように仮想通貨の注文方法の種類を知りたい人は必見!

僕も初めは注文方法がややこしく感じて、成行注文しかしていなかったけど、今ではすべての注文方法を使い分けられるようになったんだ!
そこで本章では注文方法の種類や特徴をわかりやすく表にまとめたよ。
【初心者向け】成行注文と指値注文はどっちがいい?

「仮想通貨をはじめたけど、成行注文と指値注文はどっちがおすすめ?」
このように注文方法に迷っている人は必見!

本章では実際、成行注文と指値注文を使い分けて仮想通貨取引している僕が、場合に応じておすすめ注文方法を紹介するよ!
本章を読めば成行注文と指値注文のどちらを選択すべきかがわかり、納得感を持って仮想通貨を取引できます。
今すぐ確実に取引したいときは成行注文!
現在の仮想通貨の価格で、確実に買いたいもしくは売りたい人は、成行注文がおすすめです。
なぜなら成行注文は約定までの時間が短く即座に取引することができるため。

成行注文すればほぼ確実に取引が成立するよ!
このように成行注文を利用すれば今すぐ確実に仮想通貨銘柄を買うことができます。
希望の取引価格が決まっているときは指値注文や逆指値注文!
希望の取引価格が決まっている人は指値注文もしくは逆指値注文がおすすめです。
理由は指値注文や逆指値注文は取引の注文価格を指定できるため。
指値注文や逆指値注文を利用すれば、購入したい価格での取引が可能です。
成行注文の特徴や使い所

「成行注文のメリットやデメリットを教えてほしい。。」
このように成行注文について詳しく知りたい人は必見!

仮想通貨取引を実際している僕が、成行注文の特徴や使い所を詳しく説明するよ。
本章を読めば成行注文の注意点がわかり、成行注文すべき場面も理解できます。
成行注文とは現在の価格で即座に約定する方法
成行注文は指定した価格を設定せず、最新市場価格で即座に売買を行う注文方法。
注文から約定までのスピードが早く、価格を指定することはできません。
売手と買手の条件が一致し、取引が成立すること。(約定後の取引キャンセルは不可)
成行注文のメリット3選
成行注文の利点は次の通り。
- 約定スピードが早く、すぐに取引が成立
- 価格を指定しないのでほぼ確実に取引が成立
- 初心者でも注文操作が簡単

今すぐ買いたい、買いそびれたくない、という人は成行注文がおすすめ!
成行注文のデメリット3選
成行注文の欠点は次の通り。
- 流動性が低い場合、現在価格ですぐに約定しにくいので、予期せぬ価格で取引が成立することがある
- 市場のボラティリティ(値動き)が高い場合、予期せぬ価格で売買されるリスクがある
- 手数料がかかる

成行注文は希望価格(現在の価格)で取引が成立するとは限らないんだ!
また手数料(Taker)はかかるけど、販売所ではなく取引所を選べばコストはかなり抑えられるよ。
どの取引所を選ぶべきかは「仮想通貨取引所おすすめ人気ランキング3選【初心者が失敗しない選び方を伝授】」で詳しく解説しています。
成行注文の使い所
成行注文の使い所の例は次の通り。


成行注文は現在の銘柄価格に近い価格で約定するよ。
指値注文の特徴や使い所

「指値注文のメリットやデメリットを教えてほしい。。」
このように指値注文について詳しく知りたい人は必見!

仮想通貨取引を実際している僕が、指値注文の特徴や使い所を詳しく説明するよ。
本章を読めば指値注文の注意点がわかり、指値注文すべき場面も理解できます。
指値注文は現在より有利な取引価格を指定する注文方法
指値注文は売買したい価格を指定して注文を出し、その価格に達した場合のみ約定する方法。
価格のコントロールは可能ですが、必ず取引が成立するわけではありません。
指値注文のメリット3選
指値注文の利点は次の通り。
- 現在の価格よりも有利な価格を指定して売買できるため、計画的に取引できる
- 指定価格によっては約定まで時間がかかるのでその間に注文をキャンセルすることが可能
- 手数料(Maker)がマイナスのことが多い

指値注文を用いれば希望価格で取引することができるよ!
指値注文のデメリット3選
指値注文の欠点は次の通り。
- 指定した価格に達しない場合、注文が成立しない
- 約定に時間がかかることや注文成立しない可能性による機会損失
- 価格指定など設定項目の多さによる取引画面の複雑さ

指定価格によってはいつまで経っても約定せず売買できないことも。。
その場合は一度注文をキャンセルして再度適切な注文を設定しよう!
指値注文の使い所
指値注文の使い所の例は次の通り。

ロングとショートについては質問①をご参照ください。

日常を考えると、買うときはなるべく安く買って、売るときはなるべく高く買いたいと思うよね。
指値注文を使えば現在より安く買う、もしくは現在より高く売れるので、より有益な価格で取引できると覚えよう!
逆指値注文の特徴や使い所

「逆指値注文のメリットやデメリットを教えてほしい。。」
このように逆指値注文について詳しく知りたい人は必見!

仮想通貨取引を実際している僕が、逆指値注文の特徴や使い所を詳しく説明するよ。
本章を読めば逆指値注文の注意点がわかり、逆指値注文すべき場面も理解できます。
逆指値注文は希望の取引価格を指定する注文方法(トレンドフォローに有効)
逆指値注文はトリガー価格を設定し、その価格に達すると自動的に売買を開始する注文方法。
トリガー価格に達した時点で、成行注文もしくは価格を指定した注文が可能です。

逆指値注文では指値注文と逆で、現在価格より高い価格で買う、もしくは現在価格より低い価格で売ることができるよ!
逆指値注文のメリット3選
逆指値注文の利点は次の通り。
- トレンドに沿った順張りのエントリーが可能
- 価格を指定したうえで成行注文することもできる
- 約定まで時間がかかるのでその間の注文キャンセルが可能
直近の価格が上昇している相場は上昇トレンド、下降している相場は下降トレンドと呼びます。

現在のトレンドに従って取引することはトレンドフォロー(順張り)、トレンドに逆らう取引が逆張りです。

今後もトレンドが継続すると予想するなら逆指値注文が有効!
逆指値注文のデメリット3選
逆指値注文の欠点は次の通り。
- トリガー価格に達しても流動性が低い場合、注文が成立しない
- 指定価格に達しない場合は取引が成立しないため、機会損失の可能性もある
- トリガー価格など設定項目が多いので画面操作が複雑

初心者はまず成行注文と指値注文を利用し、慣れたら逆指値注文を使ってみよう!
逆指値注文の使い所
逆指値注文の使い所の例は次の通り。


逆指値注文は指値注文とは逆の使い方!
【番外編】利確・損切り設定を利用した自動決済が便利!

注文が成立しポジションを確保(売買を開始)したら、自分の希望価格になるまで待ち、好きなタイミングで決済します。
仮想通貨相場をこまめにチェックできる人は手動決済が可能ですが、相場を頻繁に見られない人は利確・損切り設定を利用した自動決済が便利。

特にサラリーマンなど一日中相場を見られない人にとって利確・損切り設定は必須です。

成行注文や指値注文する際、同時に利確・損切りを設定できることが多いよ。
このときリワードが2~3倍になるように意識しよう!
仮想通貨取引の注文方法に関するよくある質問3つ

続いて仮想通貨取引の注文方法についての質問とその回答をまとめました。
本章を読めば仮想通貨の注文方法に関する疑問や不安が減るでしょう。
質問① ロングとショートとは?
ロングは仮想通貨を買って保有し、価格が上昇したタイミングで売却することで利益を得る手法。
対してショートは借りた資産を売却し、価格が下落したタイミングで買い戻すことでその差額を利益にする手法です。
ロングとショートのそれぞれの特徴は次の通り。
ロング | ショート | |
市場予測 | 価格上昇を予測 | 価格下落を予測 |
利益条件 | 購入時より価格が上昇 | 売却時より価格が下落 |
おすすめ活用場面 | 強気相場(価格上昇トレンド) | 弱気相場(価格下落トレンド) |

ショートは現物取引では使えず、デリバティブ取引を利用する必要があるよ!
現物取引とデリバティブ取引の違いについては「・・・」で詳しく解説しています。
質問② 成行注文と指値注文の手数料は違う?
成行注文と指値注文では手数料が異なるので確認しましょう。
一般的に成行注文より指値注文の方が手数料が安い傾向があります。

具体的には、取引所のTakerが成行注文の手数料、Makerが指値注文の手数料を表すよ。
指値注文を使えば手数料を少しでも抑えることができます。
質問③ 注文キャンセルできる?
約定前なら注文キャンセルが可能です。
ただし約定後の注文キャンセルはできないので注意。
また成行注文は約定までが早いので注文キャンセルは不可能だと思っておきましょう。

基本、キャンセル手数料はかからないよ!
まとめ
当記事では仮想通貨の注文方法の種類や特徴について解説しました。
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