
仮想通貨のサラリーマン投資家の僕が経験に基づいて解説!
※正式名称は「暗号資産」ですが、本ブログでは「仮想通貨」の名前で記載。
「仮想通貨の積立はやめとけって言われるけど本当?」
「積立のメリットとデメリットを知りたい。。」
このように仮想通貨の積立について詳しく知りたい人は必見!

僕は仮想通貨をはじめたての頃、仮想通貨を積立すべきか悩んだんだ。
そこで仮想通貨の積立について調べた結果、積立設定はしないことにしたんだ。
仮想通貨の積立は最初に設定すればほったらかしで運用することができるため、普段忙しい人には便利です。
しかし仮想通貨の積立には高めの手数料がかかることが多いので注意。
本章では仮想通貨の積立がやめとけと言われる理由やメリット・デメリット、おすすめな人・おすすめでない人などについて詳しく解説します。
この記事を読めば仮想通貨の積立が自分に適した投資手法か否かを判断することができます。
積立投資以外の仮想通貨での稼ぎ方は、「仮想通貨の稼ぎ方12選!儲かる仕組みや方法をわかりやすく解説」をご覧ください。
仮想通貨(ビットコイン)の積立投資とは

「ビットコインは積立がおすすめ?」
このようにビットコイン(仮想通貨)の積立投資について詳しく知りたい人は必見!

本章では実際に仮想通貨投資経験がある筆者が仮想通貨の積立投資の概要を説明するよ。
本章を読めばビットコインの積立投資をはじめるかどうか判断する材料になります。
積立は仮想通貨の長期分散購入により将来的な値上がり益を狙う投資手法
仮想通貨の積立投資とは一定の期間で一定金額の仮想通貨を定期的に購入していく投資方法。
積立投資は長期で分散購入するドル・コスト平均法により将来的な値上がり益を狙う手法といえます。
同じ金額で定期的に投資することで、購入価格を平均化させる。

長期保有するので将来性が期待できる仮想通貨銘柄を選ぶのが大事!
仮想通貨の積立におすすめの銘柄はビットコイン
仮想通貨の積立投資におすすめな銘柄はビットコインです。
下記の円グラフより、ビットコインは仮想通貨市場における時価総額が他銘柄より圧倒的に高いため、将来性が期待される銘柄といえます。


その他だとアルトコインでもっとも時価総額が大きいイーサリアムもおすすめ!
このように積立投資は長期で値上がりが期待される銘柄を自分自身で判断して選ぶ必要があります。
その他のおすすめ仮想通貨銘柄は、「今後伸びる仮想通貨おすすめ銘柄ランキング5選」で詳しく解説しています。
仮想通貨(ビットコイン)の価格推移は長期的には右肩上がり
以下の通り、ビットコインの価格推移は長期的には右肩上がりであるため、今後の将来性も期待できます。


ビットコイン以外の銘柄を積立したい場合は、過去の値動きや対象銘柄の技術的優位性を確認し、将来性に期待できるか否かを判断しよう!
仮想通貨(ビットコイン)の積立投資はやめとけと言われる理由3選

「仮想通貨(ビットコイン)の積立投資はやめとけと言われて迷っている。。」
このように仮想通貨(ビットコイン)を積立すべきかお迷いの人は必見!

本章では実際にビットコインを保有している僕が、仮想通貨(ビットコイン)の積立投資はやめとけと言われる理由を詳しく解説するよ。
本章を読めば仮想通貨の積立をはじめる前に注意すべきポイントがわかるでしょう。
積立はやめとけと言われる理由① スプレッド(≒手数料)により利益が減る
積立投資にはスプレッド(手数料に相当するもの)がかかり、その分利益が減少します。
仮想通貨を積立する場合は、暗号資産交換業者から仮想通貨を購入するため、購入時にスプレッドがかかるのです。

実際に、「積立手数料は無料」と記載されていても、購入費用にスプレッドが乗っているので注意!
このように仮想通貨を積立する際のスプレッドの負担が大きいことが、積立はやめとけと言われる理由の一つです。
積立はやめとけと言われる理由② 元本割れで損するリスクがある
仮想通貨の積立投資には将来的に元本割れにより損失を被るリスクがあります。
仮想通貨はボラティリティの大きい金融商品であるため、将来的に値下がりして損失幅が拡大することがあるのです。

銘柄の値下がり分とスプレッドのダブルパンチで損失が大きくなるリスクがあるね。
そのため仮想通貨を積立する場合、将来性に期待できる銘柄を選ぶ必要があります。
積立はやめとけと言われる理由③ 利益に対して税金がかかる
仮想通貨の積立で得られた利益に対して税金がかかります。
積立に限らず仮想通貨取引により得られた利益は「雑所得」扱いとして課税対象になるのです。

他の所得と合計して計算する総合課税が適応!
株式投資のように分離課税ではないよ。
したがって仮想通貨を積立すると税金の負担が生じるので注意。
仮想通貨を取引する際の心構えについては、「失敗しない仮想通貨の始め方 3ステップ」で詳しく説明しています。
仮想通貨(ビットコイン)の積立投資のメリット3選

「ビットコインを積立投資するメリットを知りたい。。」
このように仮想通貨(ビットコイン)の積立投資の利点を知りたい人は必見!

本章では実際にビットコインの長期保有経験がある僕が、積立のメリットを詳しく解説するよ。
本章を読めば仮想通貨のメリットがわかり、ご自身が積立のメリットを十分受けられるかどうかを見極めることができます。
積立投資のメリット① 相場を確認する手間を省ける
仮想通貨の積立投資を行えば、日常的に市場相場をチェックする手間を省けます。
なぜなら積立投資では定まった日時に定額購入するため、取引タイミングや数量などをご自身で毎回考える必要がないため。

積立する際は、数ヶ月に一度、もしくは仮想通貨に関する大きなニュースがあった場合のみ価格を確認すればOK!
以上より仮想通貨の積立を利用すれば、相場を見る時間をとれないサラリーマンでも仮想通貨を保有することができます。
積立投資のメリット② 一度設定すればほったらかしで運用できる
仮想通貨の積立投資は、最初に積立設定するだけで、あとはほったらかしで仮想通貨を運用することができます。
また、途中で積立内容を変更することも可能です。

具体的には、仮想通貨の銘柄や積立タイミング(毎月 or 毎日)、数量(いくら購入するか)を設定しよう!
このように一度設定すればほったらかしで楽なので、取引タイミングを見極めるのが苦手な人でも感情に左右されず仮想通貨を購入することができます。
積立投資のメリット③ 価格変動リスクを低減できる
積立投資を行えば価格変動リスクを低減することができます。
理由は積立投資では定期的にタイミングを見図らずに購入するため、購入価格が平均化されるため。

積立投資すれば仮想通貨の価格が高騰しているときの大量購入(高値掴み)を防げるんだ!
そのため積立により高値掴みによる損失を減らせる可能性があります。
仮想通貨(ビットコイン)の積立投資のデメリット3選

「仮想通貨の積立投資のデメリットを知りたい。。」
このように仮想通貨の積立の欠点を知りたい人は必見!

本章では仮想通貨を実際に保有している筆者が、仮想通貨の積立投資のデメリットを詳しく解説するよ。
本章を読めば仮想通貨の積立の弱点がわかり、実際に積立したときに損する可能性を減らすことができるでしょう。
積立投資のデメリット① 「取引所」ではなく「販売所」を利用する必要あり
仮想通貨の積立投資を行う場合、コストを抑えられる「取引所」ではなく、手数料が高い傾向にある「販売所」を利用する必要があります。
「販売所」は初心者向けに取引設定画面が見やすくて使いやすい反面、スプレッドという目に見えない手数料が存在。

具体的には、「販売所」のスプレッドは4~10%、「取引所」の手数料は0.01~0.03%程度であることが多いよ!
したがって仮想通貨の積立は「販売所」を利用するため、利益を最大化しにくいです。
「取引所」と「販売所」の違いは、「仮想通貨の販売所と取引所の違いを徹底解説」で詳しく解説しています。
積立投資のデメリット② 将来的に銘柄の価格が下落する可能性がある
積立した銘柄が将来的に価格下落する可能性があります。
特に仮想通貨は株式や債券などと比べてボラティリティ(値動き)が激しいため、価格が大幅に上昇する可能性がある一方、損失が大きく拡大するリスクも存在。

長期的に価値が上がりそうだと自分で判断した銘柄を積立しよう!
よって仮想通貨の積立を行っても価格の下落により損する可能性があるのです。
積立投資のデメリット③ 資産形成に時間がかかる
仮想通貨の積立はその他の投資手法と比べて利益の伸びが遅く、資産形成に時間がかかります。
理由は1つ、積立は数年単位で投資して長期的な値上がり益を狙う方法であるため。

短期で大きな利益を狙いたい人はリバレッジを効かせたデリバティブ取引などを行おう。
現物取引やデリバティブ取引については、「仮想通貨の現物取引とは?デリバティブ取引との違いも徹底解説」で詳しく説明しています。
仮想通貨(ビットコイン)の積立投資がおすすめな人3選・おすすめでない人3選

「仮想通貨の積立投資はどんな人におすすめだろう。。」
このように仮想通貨の積立投資が自分に適しているか悩んでいる人は必見!

本章では実際に仮想通貨を保有している僕が、積立がおすすめな人やおすすめでない人について詳しく説明するよ。
本章を読めば仮想通貨の積立投資が自分に合っているかどうかを判断することができます。
仮想通貨(ビットコイン)の積立投資がおすすめな人3選
まずは仮想通貨の積立がおすすめな人についていくつか紹介します。
本章を読めば自分が仮想通貨の積立投資に向いているかどうかがわかります。
積立がおすすめな人① ビットコインの将来性に期待する人
仮想通貨の積立投資はビットコインの将来性に期待しており、将来も持ち続けたいとお考えの人に向いています。
なぜなら積立投資すれば、価格変動リスクを抑えつつ長期的に仮想通貨を購入し続けられるため。

近年、ビットコインETFが承認されるなど仮想通貨が人々に広く認められはじめているね。(引用元:日本経済新聞)
繰り返しになりますが、ビットコインの将来性に期待する人は資産の一部に仮想通貨を加える意味で積立してもよいでしょう。
積立がおすすめな人② 相場を確認する時間がとれない忙しい人
普段、市場相場を確認する時間がとれない忙しい人は積立が便利です。
積立投資は取引タイミングや取引量をあらかじめ設定しているため、頻繁に市場を確認する必要はありません。

数ヶ月に一度、思いついたときに価格を見る程度でいいかも。
このようにはじめに積立を設定すればほったらかしで保有することができ、投資にかける労力と時間を最小限にすることができます。
積立がおすすめな人③ 価格変動リスクを抑えて長期保有したい人
仮想通貨の積立は価格変動リスクを抑えて長期保有したい人に向いています。
仮想通貨を積立投資すればドル・コスト平均法により購入価格を平均化して価格変動リスクを低減可能。

利益を求めずポートフォリオの一部として仮想通貨を長く持っておきたいときにも便利だね!
よって高値掴みを避けながら仮想通貨を数年間保有したい場合は、積立を検討してもよいでしょう。
仮想通貨(ビットコイン)の積立投資がおすすめでない人3選
次に仮想通貨の積立がおすすめな人についていくつか紹介します。
本章を読めば「自分には合わないから仮想通貨の積立はやめておこう・・」と判断するきっかけになる可能性があります。
積立がおすすめでない人① 仮想通貨で利益をできるだけ増やしたい人
仮想通貨で利益を可能な限り増やしたい人は積立投資すべきではありません。
その理由は、仮想通貨を積立投資するときに、「販売所」の高いスプレッドがかかるため。

積立投資するだけで4~10%程度のスプレッドが取られて利益を伸ばせない。。
したがって仮想通貨の積立投資を利用すると、投資利益を最大化することは困難です。
積立がおすすめでない人② 短期で仮想通貨を取引したい人
仮想通貨の積立投資は短期で大きな利益を狙いたい人には向いていません。
積立投資は数年単位で仮想通貨を保有するので利益を短期的に確定することには不向き。

短期トレードしたい人は現物取引やレバレッジ取引を利用しよう。
短期トレードで利益を出すのに有効なロングとショートは、「仮想通貨のロングとショート(空売り)をわかりやすく解説!」で詳しく説明しています。
積立がおすすめでない人③ 売買タイミングを自分で判断したい人
売買タイミングを自分で判断したい人も積立投資すべきではありません。
積立は購入タイミングが固定されているので、自分の好きなタイミングで購入したい人には不向き。

現物取引やレバレッジ取引などは売買タイミングを自分で選べるよ。
このように積立投資はほったらかしで便利な反面、売買タイミングを選べないという欠点があるのです。
仮想通貨(ビットコイン)の積立投資の評判

続いて仮想通貨(ビットコインなど)の積立投資に関する評判・口コミをいくつか紹介します。
以上のように、仮想通貨の積立はスプレッドが高く、スタートした瞬間にコストがかかるという声が存在。
手数料を抑えるためには積立設定せずに手動で購入するのがおすすめです。

「取引所」を利用して定期的に手動購入!
上述の通り、仕事でバタバタして手動注文するのを忘れてしまったという口コミがありました。
積立設定すれば買いそびれる心配をなくすことができます。
仮想通貨(ビットコイン)の積立におすすめの取引所3選

「仮想通貨の積立におすすめの取引所はどこだろう。。」
このように仮想通貨の取引所を選ぶ際に失敗したくない人は必見!

結論、「販売所」を用いた積立はスプレッドが高くておすすめできないよ!
そのため、「取引所」を利用して月に一回手動で購入する方法を提案します。
取引コストの安さや取引画面の使いやすさ、運営元の信頼性などを加味したおすすめの取引所は次の通り。
取引所名 | ビットバンク(bitbank) | GMOコイン | SBI VC トレード |
---|---|---|---|
おすすめ度 ※1 | |||
銘柄数 | 41 | 28 | 24 |
取引手数料 | Maker: -0.02%, Taker: 0.12% | Maker: -0.02%, Taker: 0.12% (BTC, ETH, XRP, DAI) Maker: -0.03%, Taker: 0.09% (上記以外の銘柄) | Maker: -0.01%, Taker: 0.05% |
入金手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
出金手数料 | 550円(<3万), 770円(>3万) | 基本無料 (大口出金(>2000万):400円) | 無料 |
使いやすさ ※1 | ◎ | ◯ | △ |
取引量 | ◯ | ◯ | ◯ |
運営元 | ミクシィと資本提携 | GMOインターネットグループの完全子会社 | SBIホールディングスの連結子会社 |
指値 | 可能 | 可能 | 可能 |
最低 取引数量 | 0.0001BTC (約1600円) | 0.0001BTC (約1600円) | 500円〜 |
レバレッジ取引 | 可能(最大2倍) | 可能(最大2倍) | 可能(最大2倍) |
ステーキング | 不可 | 可能(EAT, SOLなど) | 可能(EAT, SOLなど) |
トラベルルール | SYGNA | SYGNA | SYGNA, TRUST |
ハッキング歴 | – | – | – |
※ 2025年2月現在
※ 引用元:ビットバンク(bitbank)、GMOコイン、SBI VCトレード
※1 筆者の主観で判定
各取引所の詳細情報は、「仮想通貨取引所おすすめ人気ランキング3選」で詳しく説明しています。
仮想通貨(ビットコイン)の積立に関するよくある質問5つ

次に仮想通貨(ビットコイン)の積立に関するよくある質問とその回答をまとめました。
本章を読めば仮想通貨の積立に関する不安や疑問点が少なくなるでしょう。
質問① 仮想通貨の積立は初心者におすすめですか?
利益を重視せずとりあえず仮想通貨を購入したい初心者の人は積立がおすすめです。
しかし仮想通貨の積立はスプレッド(≒手数料)が高い点には注意。

少しでも利益を出したい人は「取引所」での手動購入がおすすめ!
初心者でも仮想通貨で稼ぎたい場合は、手数料の低い「取引所」を利用しましょう。
質問② 仮想通貨の積立と一括購入はどちらがよい?
高値掴みを避けたい人は仮想通貨の積立を検討してもよいでしょう。
積立投資はドル・コスト平均法により価格変動リスクを低減することができます。
対象銘柄が長期的に価格上昇し続けるとお考えの人は一括購入を検討しましょう。
価格が上昇し続ける場合、できる限り早い時期から投資した方が利益を増やすことができます。
質問③ 仮想通貨の積立と株式の積立の違いは?
仮想通貨と株式は、主に「ボラティリティの大きさ」と「取引時間」が異なります。
比較項目 | 仮想通貨の積立投資 | 株式の積立投資 |
価格変動 | 非常に大きい (高ボラティリティ) | 比較的安定しているが変動はある |
取引時間 | 24時間365日いつでも取引可能 | 平日の日中限定 (例:9:00~15:00など) |
税制 | 雑所得扱いで税率が高い | 分離課税で優遇あり |
成長性 | ハイリスク・ハイリターン | ミドルリスク・ミドルリターン |
質問④ 仮想通貨の積立は「販売所」と「取引所」のどちらで設定することができる?
仮想通貨の積立は「販売所」のみで設定可能な場合が多いです。
積立を設定する場合、「販売所」を利用することからスプレッドがかかるので頭に入れておきましょう。

積立手数料だけでなくスプレッドも考慮!
というわけで仮想通貨を積立したい人は「販売所」から設定しましょう。
質問⑤ 「毎日積立」と「毎月積立」はどちらがよい?
数年単位の長期で考えると、「毎日積立」と「毎月積立」のリターンはほとんど同じなため、どちらを選択してもよいでしょう。
ただし取引手数料がかかる場合、「毎日積立」の方が手数料の総額が多くなる可能性があります。

価格変動リスクを極限まで下げたい人は「毎日積立」でもいいけど、基本的には「毎月積立」でよし!
まとめ
本記事では仮想通貨の積立はやめとけと言われる理由やメリット・デメリットについて詳しく解説しました。
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